EAで検証|リピート系自動売買(トラリピ)は実際に稼げるのか?

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FX戦略検証|リピート系自動売買(トラリピ)は実際に稼げるのか?

FXのさまざまな戦略(ストラテジー)について、実際に稼げるのか、MT4のバックテストで検証します。

今回検証するのは、トラリピで有名な『リピート系自動売買』です。

この検証が、あなたの投資戦略やEA作りのヒントになれば嬉しい限りです。

 

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『リピート系自動売買』と『トラリピ』

現在、リピート系自動売買のサービスは、多くのFX業者が提供しています。

  • トラリピ|マネースクエア
  • トライオートFX|インヴァスト証券
  • iサイクル2取引|ライブスター証券
  • トラッキングトレード|FXブロードネット etc.

 

この種のサービスは、もともとはマネースクエアが始めた『トラリピ』が元祖です。そのため、多くの方々に「リピート系自動売買=トラリピ」として知られています。

各社のサービスは、それぞれソフトウェアの違いからくる細かな違いがあるものの、基本的には同じ手法です。

 

リピート系自動売買とは?

リピート系自動売買を簡単に説明するなら、

一定値幅でエントリーし決済するをひたすら繰り返す投資手法

です。

例えば、ドル円を1円刻みで注文を並べておき、下の図のように、それぞれの注文に1円利益が取れたら利確するストップを入れておく、これを繰り返します。
リピート系自動売買イメージ

しかも、自動売買なので、最初にトレーディングソフトを設定しておけば、後はソフトが設定どおりの取引を自動で行ってくれます。

 

例えば、ドル円が109円のときに[買い]で設定すれば、トレーディングソフトが以下のように自動売買をしてくれます。

(取引ロットは0.1(=10,000通貨)、利食い幅は0.5円、刻み幅も0.5円、と設定)

最初に109円(利確109.5円)で0.1ロット買い建てます。

価格が上がっていけば、109.5円で決済し、新たに109.5円(利確110円)で0.1ロット買い建てます。

価格が下がっていけば、108.5円(利確109円)で0.1ロット買い足します。

 

レンジ相場(一定値幅で上下動を繰り返しているような相場状況)では、このような取引を何度も繰り返して利益を積み上げることができます。

 

リピート系自動売買EAを試作

リピート系自動売買が本当に儲かるのか、MT4のバックテストで検証してみます。

まず、リピート系自動売買のEA(Expert Adviser)を試作します。

EAには、少ない資金で広いレンジをカバーできる[ハーフ&ハーフ機能]も実装します。

「ハーフ&ハーフ機能」は、想定レンジの中央を境に、上半分では売り注文、下半分では買い注文を繰り返します。

仮に、想定レンジが110円~90円(幅20円)のときに90円まで値下がりしたとします。このとき既にレンジ中央(100円)以上の売り注文はすべて決済済みであるため、抱え込むポジションは100円~90円(幅10円)の買い注文だけです。

ハーフ&ハーフ機能を使えば、実質的に、レンジの半分をカバーすればいいのです。

 

リピート系自動売買EAのバックテスト

汎用的な有用性を確認するため、いろいろな通貨ペアでバックテストしました。

~バックテストの条件~

  • テスト期間:2014.01.01~2018.12.31(5年間)
  • 想定レンジ:過去5年間の最高値から最安値まで
  • モデル:全ティック (利用可能な最小時間枠による最も正確な方法)
  • ヒストリカルデータ:FXDD
  • 時間足:5分足(どの時間足でも結果は同じ)
  • 利食い幅: 1,000point(1円)※損切りは設定しない。
  • 刻 み 幅: 1,000point(1円)

 

USDJPY

リピート系自動売買EAバックテスト(USDJPY)

EURJPY

リピート系自動売買EAバックテスト(EURJPY)

AUDJPY

リピート系自動売買EAバックテスト(AUDJPY)
どの通貨ペアのグラフも、おおむねきれいな右肩上がりの曲線が描かれています。

なお、グラフの途中や最後で負けているところは、途中の負けはマイナススワップのポジションを長期間保有し続けたからであり、最後の負けはバックテストの最後にポジションをすべて決済したからです(リアルなら保有し続けるポジション)。

結論として、無理な設定をしなければ、通貨ペアを問わず確実に勝てそうです。

 

リピート系自動売買を実行する場合の注意点

ソフトが勝手にトレードしてくれて、その上、確実に勝てるなんて、リピート系自動売買とは、なんて素晴らしいんでしょう!!

しかし、実は、リピート系自動売買は破産リスクの高い手法でもあります。

破産しないためには、以下の注意点をしっかり押さえておく必要があります。

 

キモは想定レンジをどう設定するか

想定レンジが狭けれれば狭いほど、取引回数が増えるので儲けは増えます。

しかし、価格がレンジから飛び出してしまうリスクも大きくなります。最悪の場合、破産します。

リピート系自動売買のキモは想定レンジをどう設定するかであり、いかにリスクを上げずに利益を最大化するかです。

 

マイナスポジションを抱える

リピート系自動売買は「逆張り」の手法です。そのため、マイナスポジション(含み損)を抱え込みがちです。

マイナスポジションを何本も抱えることもあるので、資金的にも気持ち的にも負担を抱えることを覚悟しておくべきです。

 

損切り(トレーリングストップ含む)は入れないほうがいい

今回、通貨ペアや設定をいろいろ変えてバックテストしました。

その結果わかったのは、リピート系自動売買ではストップロスを入れてはダメだということです。

確実に勝てるはずのリピート系自動売買なのに、ストップロス(トレーリングストップ含む)を設定すると確実に負けました。

 

おわりに

現在、FX界において、リピート系自動売買は最も人気のある手法であり、多くのFX業者がサービスを提供しています。

そこで、リピート系自動売買は本当に稼げるのか、EAを作ってMT4のバックテストで検証しました。

検証の結果、どの通貨ペアでやっても確実に勝てそうな素晴らしい手法だとわかりました。

しかし、想定レンジの設定など注意点をしっかり押さえておかないと、最悪、破産してしまうリスクがあります。

結論として、リピート系自動売買は、注意点さえ押さえておけば、低いリスクで大きなリターンが得られる魅力的な投資手法だと思います。

おすすめ情報

もし、あなたがリピート系自動売買を実践するつもりなら、サービスを提供しているFX業者で口座を作るか、メタトレーダー4(MT4)で自動売買するかの二択になります。

目的別にFX会社比較|リピート系自動売買ができるおすすめ3社+α
リピート系自動売買をやりたいあなたに、インヴァスト証券『トライオートFX』、FXブロードネット『トラッキングトレード』、ライブスター証券『iサイクル2取引』、さらにMT4のリピート系EAで自動売買する方法をご紹介します。リピート系EAの無料配布先などもご紹介します。

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